子どものありのままを見る(1)

子育てをしていると

いつの間にか

自分たち(親)の考え方や

価値観を子どもに

押しつけすぎてしまっていること

ありませんか?

 

 

親が我が子にこうなってほしいと

思うのは当然のことですが、

その期待が強すぎると、

親子関係も悪くなってしまいます。

 

 

 

「小学4年生なのだから

これはできてほしい」

という期待が、

 

 

いつの間にか、

「これくらいはできて当然」

に変わり、

 

 

やがて、

「なんでこんなこともできないの!!」

になってしまいがちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は3年前くらい前まで、

こうした考えを強く

持っていました。

 

 

「使い終わったものは、元の場所に片付けるべきだ」

「洗面所のタオルは、ちゃんと広げてかけておくべきだ」

「食べ終わったら食器をキッチンに持っていくべきだ」

「脱いだ洋服は、洗濯かごに入れるか、ハンガーにかけるべきだ」

「学校の宿題は、夕飯の前までに終わらせるべきだ」

「テレビは1日に1時間以上見てはいけない」

「夜は9時までに寝なければいけない」

 

まだまだたくさんあります。

 

 

「使い終わったものは、

元の場所に片付けるべきだ」

という考えだって、

出発点は、

「自分が使ったものを

ちゃんと片付ける人に

なってほしい」という

我が子への純粋な期待

だったはずです。

 

 

しかし、いつの間にやら

頭の中が

「○◯すべきだ」

「○○してはいけない」

だらけになってしまって

いたのです。

 

 

学習塾の講師として

生徒に接するときは、

比較的冷静に

子どもたちに向き合えるのですが、

わが子のこととなると

そうもいかない

自分がいました。

 

 

頭の中が

「○◯すべきだ」

「○○してはいけない」

だらけになっているため、

イライラすることも多く、

我が子ふたりを

叱責することも

よくありました。

 

 

今思い返すと

ふたりには申し訳なかったと

思っています。

 

 

では、今ではもう

「○◯すべきだ」

「○○してはいけない」

という固定観念(色眼鏡)は

完全になくなったかと聞かれると、

胸を張って「はい」とは言えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと“色眼鏡”を

かけてしまっていることが

まだあります。

 

 

それでも以前よりは

だいぶ少なくなりました。

 

 

そのため、私の気持ちも

ずいぶんと楽になり、

親子関係も良くなって

きたように感じています。

 

 

 

次回は、私が色眼鏡を

だんだんと外せるようになってきた

いきさつについて

お話しようと思います。

 

 

本日もありがとうございました。

 

Follow me!