子どものありのままを見る(2)
3年ほど前までは、私は
我が子との関わりで
イライラすることも多く、
苦しい子育てをしていました。
私の中の
「○○すべきだ」
「○○しなければならない」
という価値観が強く、
それを子どもたちに
強いていました。
ある日、
私の子どもたちへの接し方を
考えるきっかけになる
出来事がありました。
夕食の時間になったので、
妻が息子におもちゃを
片付けてから
テーブルにつくように
言いました。
ところが
息子は片付けないまま
ご飯を食べ始めたのです。
それに気づいた妻は
少し強い口調で息子に
注意しました。
すると息子は
注意した妻ではなく
なんと
私の方をちらちら
見るのです。
私はハッとしました。
そこには、
私に怒られるのではないかと
緊張した面持ちで
そわそわしながら
私の顔色を伺っている
息子がいました。
その時の息子の眼、
そして表情は
今でも忘れません。
いったい私は
息子たちに
何をしてきたのだろう?
とてもショックでした。
その日からしばらく、
子どもたちへの
接し方について
思い悩む日々が続きました。
次回に続きます。
本日もお読み頂きありがとうございました。